「結婚に向いてない…」HSPの人が幸せな夫婦生活をおくるコツ
HSPの人は繊細で、さまざまなことに過敏に反応してしまいます。
そんな気質のせいで、「結婚に向いてない…」と悩む方が多いのではないでしょうか?
あるいは、すでにご結婚されていて、「結婚には向いていなかったかもしれない」と感じている方も多いかもしれません。
そこで今回は、HSPの人が結婚に向いてないと感じたときの対処法について解説していきます。
目次
HSPの人が結婚に向いてないと思うときの4つの対処法
HSPの人で結婚している方、または結婚を考えている方にとって、「自分は結婚に向いてない」と悩んでいる方は非常に多いです。
これは、HSPさん特有の考えすぎてしまう他に、自分のペースを乱されてしまったり、安心できる自分だけの時間や場所の確保が難しいことが原因になっています。
そこで今回は、これら結婚に向いてないと感じる原因を解消して、HSPの人が幸せな人生を歩むためのコツを解説していきます。
1.あなたひとりの責任だと思い込まない
パートナーと結婚すると、さまざまな責任がのしかかります。
例えば、問題なく生活できるくらいの稼ぎを持って帰る責任、子どもができれば子どもを成人するまで育て上げなければならない責任、老後もふたりで問題なく暮らせるため資金や環境を整えるの責任などです。
HSPの人は非常に責任感が強いので、すべて自分だけにのしかかっているように感じてしまい、精神的にとても疲れてしまいます。
しかし結婚とはパートナーと二人三脚で暮らしていくことなので、伴う責任も「はんぶんこ」です。
自分一人だけが責任を背負うのではなく、パートナーと何でも相談できる関係を築くようにしましょう。
2.自分だけの時間・場所を大切にする
どんなに好きな相手と暮らしていても、自分の時間や場所を確保できないのはとてもストレスがたまるものです。
HSPの人は感受性が高く、五感が過敏なので、誰かと生活することで自然と大きなストレスを抱えていることが多々あります。
HSPの人がストレスを感じたときに、クールダウンできる環境として、自分の書斎や寝室で、ひとりで過ごせる環境を整えるようにしましょう。
3.自分の気持ちをパートナーに伝える
HSPの人が「結婚に向いてない」と感じるのは、パートナーの影響を大きく受けるから。
例えば、パートナーの期限が悪かったり、悲しいことがあるとHSPの人はとても気持ちが落ち込んでしまう他に、パートナーが何をしてほしいのかを常に察知しているので、精神的にとても気疲れします。
また、結婚することでパートナーにあわせて行動する機会も増えるでしょう。
そうならないためには、HSPの人は自分の気持ちをパートナーにしっかりと伝える必要があります。
ちゃんと自分の気持ちを伝えることで、パートナーは「この人はこういうのが苦手なんだ」と認識してくれるようになります。
4.自分のこだわりに縛られないようにする
結婚することで、パートナーのスケジュールに併せて行動するようになる方が多く、また日常のなかでも、HSPの人が何かしようとしたところで、何かを言いつけられることも多くあります。
また、子どもができれば子ども中心の生活になるので、自分のことは二の次、三の次となり、結婚するまでできていたルーティンや自分のやり方が通用しなくなることも珍しくありません。
HSPの人は、さまざまな方法を試した結果、自分に合った方法を継続して行うことで安心するので、それが乱されることに強いストレスを感じます。
自分のペースが乱されることで、家事がおろそかになることも自分で許すことができないという方も多いのではないでしょうか。
しかしここで自分のこだわりに縛られずに、「仕方が無い」「今日はそういう日」というように受け止めるようにしてみましょう。
まとめ
HSPの人は、「結婚に向いてないかも…」と悩む方が多く居ます。
しかし結婚に向いてないのではなく、環境がHSPの人に合っていないことで、「結婚に向いてない」と感じてしまっているかもしれません。
- 自分だけの責任だと思わない
- 自分だけの時間や場所を確保する
- パートナーに自分の気持ちを伝える
- こだわりに縛られない
上記4つのことを意識することで、結婚生活がより豊かになります。
ひろせカウンセリングルームでは、「結婚に向いてないかも」と悩みを抱える方のご相談を大受けしております。
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臨床心理士、公認心理師です。5年以上、都内の心療内科や脳神経内科で、うつ病、不安障害、HSP、アダルトチルドレンなど数多くのカウンセリングを経験してきました。HSPの創始者であるアーロン博士の「HSPに精通した専門家プログラム」を修了しています。