相談したいのにできない…HSPさんが知っておきたい4つの対処法
「困っているのに、相談できない…」と悩んでいませんか?
HSPさんは相手の気持ちを想像する優しい人だからこそ、ひとりで悩みを抱え込みがち。
そのままではパンクしてしまい、体調が悪くなったり、うつ病を発症したりするかもしれません。
そこで今回は「相談したいのにできない…」と悩むHSPさんのために対処法を紹介します。
目次
HSP仲間を探す
「家族や友達に相談しても分かってもらえない…だから言えない」と感じていませんか?
HSPならではの悩み・感覚は、HSP以外ではなかなか理解してもらえないもの。
悩みを共有できるHSP仲間を見つければ、気持ちが楽になります。
特におすすめなのがSNSでつながる方法です。
Twitterでつながる
リアルではあまり見かけないHSPですが、Twitterでは思っている以上にたくさんいます。
「HSP」と検索すれば、プロフィールや投稿に「HSP」と書いている人がヒットしますよ。
「#hspさんと繋がりたい」というタグもよく使われています。
LINEオープンチャットでつながる
LINEと聞くと「知らない人と友だち登録しないとダメ?」と思うかもしれません。
オープンチャット機能は通常のLINEとは異なり、わざわざ友だち登録する必要はありません。
トークルームごとに名前を設定できる上に、気軽に参加・退出できます。
オープンチャット検索画面から「HSP」と検索すると、HSPの方が集まったトークルームが表示されます。
気になるトークルームがあったら、まずは参加してみてはいかがでしょうか。
相談窓口を利用する
「家族や友人には言いにくい…」という方は、相談窓口を利用してみましょう。
顔も名前も知らない他人だからこそ、話せることもあるはずです。
ここではおすすめの相談窓口をまとめました。
よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
「よりそいホットライン(0120-279-338)」にかけると、どんな悩みも相談できます。
※岩手・宮城・福島からかける場合は「0120-279-226」
24時間 通話無料です。
参考: 0120-279-338 よりそいホットライン | 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター
こころの健康相談統一ダイヤル(厚生労働省)
”生きづらさ”が強い場合は、こころの健康相談統一ダイヤルがおすすめです。
「0570-064-556」にかけると、電話をかけた場所の公的な相談機関に自動接続されます。
なお、公的機関の多くは夕方5時までなど時間制限があるので、注意が必要です。
※夜6時30分から10時30分の間は公益社団法人日本精神保健福祉士協会、一般社団法人日本公認心理師協会が夜間対応してくれます。
あなたのいばしょ(特定非営利活動法人あなたのいばしょ)
あなたのいばしょではサイト上でチャットを開始できます。
使い方はとてもカンタン。
- トップページの「いますぐ話してみる」ボタンをクリック
- 注意事項を確認し、「いますぐ話してみる」をクリック
- 「チャットを始める」をクリック
すぐにチャット画面が開けるので、初めての相談に向いています。
参考:あなたのいばしょ | 24時間365日無料・匿名のチャット相談
こころのほっとチャット(NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア )
こころのほっとチャットはチャット形式の無料カウンセリングです。
公式サイトに加えて、LINEやTwitter・Facebookでもチャット相談できます。
対応時間は以下の通りです。
- 毎日12:00~15:50(受付は15:00まで)
- 毎日17:00~20:50(受付は20:00まで)
- 毎日21:00~23:50(受付は23:00まで)
参考:悩み相談と心の対話の場所 | NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア
カウンセリングを受けてみる
”生きづらさ”が強い方は、専門家への相談をおすすめします。
カウンセラーや医師ならHSPの気質や特性をよく理解しています。
HSPとの向き合い方、これからの生き方などを一緒に考えてくれるでしょう。
また、HSPだと思っていたら不安障害(不安神経症)やうつ病だった…というケースもあります。
生きやすい人生へと変えていきたいなら、一度カウンセリングを受けてみましょう。
不安を紙に書き出す
どうしても相談をためらってしまうなら、人の手を借りない方法もあります。
悩みを紙に書き出してみましょう。
シンプルな方法ですが、それだけでも不安が和らいでいきます。
- 「上司のあの言葉は言い過ぎだと思う」
- 「私、あの人に嫌われているのかも」
- 「いつも私に仕事を押し付けてくる」
- 「満員電車で他人の体に触れるのがイヤ」
- 「この職場、いつも誰かが怒っていてつらい」
このように不安やストレスを文字にします。
最初はうまく書けないかもしれませんが、まずは単語だけでも大丈夫です。
自分の感情と客観的に向き合えるようになり、具体的な改善方法が見つかる可能性がグンと上がります。
まとめ
今回は「相談したいのにできない…」と悩むHSPさんのために対処法を紹介しました。
- HSP仲間を探す
- 相談窓口を利用する
- カウンセリングを受けてみる
- 不安を紙に書き出す
ひとりで悩みを抱えるのはつらく、息苦しく感じてしまいます。
今回紹介した方法で少しでもあなたの気持ちが楽になれば幸いです。
当カウンセリングルームではHSPの方を対象としたオンラインカウンセリングを行っております。
「毎日つらい…」といった不安な気持ちも、ぜひお気軽にご相談ください。
11月先着3名様
初回カウンセリング
45分 5,000円
※はじめての方は初回カウンセリングをお申込みください。
※初回はオンラインでカウンセリングを行っています。Zoom・Skype・Line通話でのカウンセリングが可能です。
※初回カウセリングでは、現在のあなたの状態をお伺いして、今後の目標や方針を決めていきます。
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臨床心理士、公認心理師です。5年以上、都内の心療内科や脳神経内科で、うつ病、不安障害、HSP、アダルトチルドレンなど数多くのカウンセリングを経験してきました。HSPの創始者であるアーロン博士の「HSPに精通した専門家プログラム」を修了しています。