【HSPの有名人】それぞれの気質や向き合い方は?
繊細で傷つきやすい、些細なことにもよく気がつくといった気質を持つ「HSP」。
そんなHSPさんは“5人に1人はいる”と言われており、最近では日本で活躍する有名人でも、ご自身がHSPであることを公表する方が増えてきました。
そこで今回は、HSPを公表した有名人の中から、積極的にHSPについて発信されている3名の方を厳選して紹介いたします。
3名の気質やHSPへの向き合い方などもお伝えしていきますので、生きづらさに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
日本で活躍するHSPの有名人
さまざまな分野で活躍する有名人は、どのようにHSPの気質と向き合われているのでしょうか?
今回は、田村淳さん、最上もがさん、大木亜希子さんについて紹介していきます。
ロンドンブーツ1号2号 田村淳さん
お笑いタレントでありながらも、会社経営者やバンドボーカル、作家などとして幅広い分野で才能を発揮されているロンドンブーツ1号2号の「田村淳」さん。
そんな田村淳さんも、ご自身がHSPであることを公表している有名人の1人です。
彼自身は「刺激を求める外交的なHSS型HSP」に当てはまるということで、メディアを通してHSPに関する情報を積極的に発信されています。
HSPである田村淳さんの気質
田村淳さんはこれまで、以下のような気質があったとお話しされていました。
- 好奇心が旺盛だけど傷つきやすい
- 細かなことが気になって潔癖症、神経質だと思われる
- 人の気分、顔色、声質が気になる etc.
公言されていた通り、HSS型HSPに当てはまる気質もありますね。
このようなご自身の性格に、田村さんはどのように向き合われているのでしょうか?
田村淳さんのHSPへの向き合い方
田村淳さんは自分自身がHSPであることを認識してから、自分が何者であるかを理解できるようになり、気持ちがラクになったとお話しされています。
HSPという気質をしっかり理解することで、これまで不可解に思っていた「自分だけが気になってしまうこと」も受け入れられるようになったとのこと。
まずはHSPの特性を知り、自己理解を深めることで“周りの人と感じ方が違う自分”も受け入れやすくなるのではないでしょうか。
元でんぱ組.inc 最上もがさん
でんぱ組.incとしてアイドル活動をされていた「最上もが」さん。
グループ脱退後は一児の母となり、子育てとお仕事を両立されているようですが、そんな最上さんも自身のブログで、HSPの悩みや向き合い方について発信されています。
HSPである最上もがさんの気質
最上もがさんは以下のような気質があると、ご自身のブログでお話しされています。
- 繊細で傷つきやすい
- 何気ない言葉を深く考えすぎてしまう
- 周りの人に気を使いすぎる etc.
このようなご自身の気質に、最上さんはどのように向き合われているのでしょうか?
最上もがさんのHSPへの向き合い方
“考えすぎてしまう” というのはHSPの気質のひとつ。
その気質に最上もがさんも悩まれているようですが、対処法として実践されているのが「考える暇を作らない」こと。
HSPさんにとって、“気にしない”“考えない”というのは難しいことでもあります。
そこで最上さんは、意識的に趣味や好きなことに没頭する時間を作って、考える暇を自分に与えないようにしているようです。
このように「今後どのように付き合っていけば、気持ちが楽になるか」を知るのは大切なことでもあります。
元SDN48 大木亜希子さん
元SDN48で、現在は作家・コラムニストとして才能を発揮している「大木亜希子」さん。
彼女も自身がHSPであることをSNSで公表した有名人の1人です。
大木さんは30歳になったときに、初めて「HSP」という言葉を知り、調べれば調べるほど、その気質に当てはまっていたと言います。
HSPである大木亜希子さんの気質
大木亜希子さんは以下のような気質があると、SNSやメディアを通して公表されていました。
- 人混みや騒音が苦手
- 他人の感情の起伏が気になる
- 映画などを観ると気持ちが引きずられ、何もできなくなる etc.
これまで敏感に感じていたことは、HSPだったからだと知ってホッとしたともお話しされていた大木さん。
HSPであることを理解してからは、どのように向き合われているのでしょうか?
大木亜希子さんのHSPへの向き合い方
大木さんは、作家として小説を書き始めてから、「繊細であることをプラスにしていこう」と考えるようになったと言います。
繊細だからこそ感じられた気持ち、そのときどきのエピソードを小説のアイディアに活かしていくことで、自分の気質に向き合えるようになったようです。
HSPも大木さんのように“自分の強み”として捉えると、気持ちがラクになるのではないでしょうか。
まとめ
今回はHSPを公表している有名人が、それぞれどのような気質があり、どういった向き合い方をされているのかをお話ししました。
この記事では、HSPに関して積極的に発信されている3名を厳選して紹介いたしましたが、その他にもタレントのベッキーさんや俳優の要潤さん、アーティストのATSUSHIさんも自身がHSPであると公表されています。
HSPさんが生まれ持った気質を変えるのは難しいことですが、向き合い方を知って「疲れ」や「つらさ」を軽減することは可能です。
また、HSPの症状で悩みがあれば、カウンセリングなどで改善できることもあります。
当カウンセリングルームでも、HSPさんを対象としたオンラインカウンセリングを行っておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
10月先着3名様
初回カウンセリング
45分 5,000円
※はじめての方は初回カウンセリングをお申込みください。
※初回はオンラインでカウンセリングを行っています。Zoom・Skype・Line通話でのカウンセリングが可能です。
※初回カウセリングでは、現在のあなたの状態をお伺いして、今後の目標や方針を決めていきます。
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臨床心理士、公認心理師です。5年以上、都内の心療内科や脳神経内科で、うつ病、不安障害、HSP、アダルトチルドレンなど数多くのカウンセリングを経験してきました。HSPの創始者であるアーロン博士の「HSPに精通した専門家プログラム」を修了しています。